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広島教会
伝道メディア 藤川 裕子

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『佼成』 会長法話 平成28年1月号
会長法話 『「まず人さま」の心で』 を拝読して

齋藤教会長ご講話の要旨

 開祖さまは、よく「まず人さま」とおっしゃり、どこでも誰にでも「まず人さま」という姿勢で、ご自身の後ろ姿でお示しくださっていました。
 『佼成』の9頁、開祖法語録に、身近な実践のお手本として、開祖さまご自身の歩みを通してお示しくださっています。私たちにも、むずかしいことではなく、慈悲の実践、思いやりの実践ができるのだとお示しくださり、このことが「まず人さま」ということではないかと確認をさせて頂きました。
 今月のご法話は、「調和と思いやりの一年を過ごしていきたい」という、新年にあたっての会長先生の決意であります。

【 思うだけでも 】

今年もまた、出会う人、出会うことの一つ一つに学ばせていただきながら、お互いさま、調和と思いやりの一年をすごしてまいりたいと思います。

 会長先生は、ご著書『すべてはわが師』のように、一つ一つのこと、一人一人の出会いを通して学ぶことを大事にされています。
会長先生は、テロや核実験など、いつまでたっても人と人が争うそういう世の中に思いをはせ、戦後70年という大きな節目を過ぎて、新しいスタートに立ち、「調和と思いやりを大事にすること」を確認して下さっているのだと思います。

 日本人は大和民族と呼ばれ、はるか昔から家族、地域社会、国、世界とも調和していくことを大事にしてきた民族です。我々は、そのことを常に忘れてはいけないし、“調和と思いやり”を発信していく事が大事なのだと思います。
“調和と思いやり” で過ごすなかで大事なことが「まず人さま」ということ、菩薩の精神、菩薩行であり、布施の精神です。布施は「まず人さま」という心です。

 開祖さまは、「まず人さま」とは、「人の喜ぶことだけを考えればいい」と教えてくださっています。〈あの人の悩みを聞かせてもらいたい〉〈あの人のお手伝いをさせてもらいたい〉と、人さまの喜ぶことを考えて、少しずつでも、一つずつでもやっていけば、自然と自分が幸せになっていくのです。

 人さまのためにわが身を使ったり、智慧を使ってアドバイスしてあげたり、自慢の料理を作って食べてもらったり、人から喜ばれた時の喜びは、自分のための喜びより大きいということを、私たちは知らず知らずのうちに気づいているのです。
それが、人の心の中にある本来もっている心、仏さまと同じ仏性に気づいていくため、「まず人さま」という心になっていく、そのスイッチを入れるキーポイントなのではないかと思います。確かに多少損をするかもしれないけれど、「まず人さま」という心を大事にすることが幸せへの近道です。

 それはなぜかというと、人さまが喜ぶことを願う心は、仏さまの慈悲に通じる、だからこそ、その行動、その実践が「まず人さま」、「人さまに喜んでもらおう」という心でなされていれば、仏の慈悲に通じる喜びを願う心になっていくということです。

 会長先生は道元禅師のお言葉を引用され、「まず人さま」と他を思いやるこの慈悲心が何よりも尊いこと、この教えを自らが実践して、その喜びを体験して、そのことを人さまにも起こさしめる縁になっていくことも大事であり、相手も大きな利益を得られると教えてくださっています。

最初はかたちだけでもいいのです。「まず人さま」と思うこと自体が有り難く、その瞬間、私たちはすでに損得や執着を超え、救われているというのです

 このように、会長先生はいつも私たちを救って下さるお言葉を下さっています。
〈かたちだけでも人さまが喜ぶことをさせてもらおう〉、〈かたちだけでもととのえていこう〉そう思えた瞬間、すでに損得や執着を離れている。仮に一瞬だけでも、そう思えただけで、もう救われているというのです。
 常に〈人さまに喜んでもらえることをさせてもらおう〉、〈いま出会った人にどうしたら何か役にたてるだろうか〉、〈喜びを与えられるだろうか〉、そんな思いで、一つ一つのこと、一日一日、一瞬一瞬の出会いを大事にしていくことが大切なのだと思わせていただきます。

【 それぞれの「まず人さま」 】

本会でも、創立当初から「まず人さま」の心と姿勢を大切にしてきました。そして、それを実践した多くの人が幸せを実感しておられます。

 ここに、いろんな「まず人さま」の受けとめ方をお示し頂いています。先日ある教会長さんが、このいろんな「まず人さま」のなかに六波羅蜜の教えをかみしめてくださいました。

 ・損得勘定抜きに力を尽くす……布施の心。
 ・我欲をおさえて人に譲る心……戒律を守る、持戒。
 ・人に花をもたせる……忍辱。
 ・自分の気持ちを後回しにして相手を賛嘆すること……繰り返しの実践。精進。
 ・人の持ち味を生かすようなはたらき……自分の心が平安。禅定の境地。
 ・生かされていることへの感謝の心。仏さまに生かされている大いなる慈悲に気づく……仏の智慧

 会長先生は、最後に、開祖さまのお心、お言葉をふまえつつ、この一年、私たちは「自分にとっての「まず人さま」とは何か問うてみてはいかがでしょうか」と確認してくださいました。

 今年は、開祖生誕110年の節目の時であります。そんな意味では改めて原点に帰っていく、そのことを大事にしていく、そのスタートの1月に、会長先生は、開祖さまのお言葉の中から、私たちに身近な思いやりの実践、尊い布施の実践行として「まず人さま」ということを確認してくださいました。

 そして、いつも色んな引用をされますが、1月は特に開祖さまのお言葉をたくさん引用下さっています。それは、開祖さまのお心に帰っていく、そのことを大事にしていくことお示しいただいたご法話だと思うのです。開祖さまのお心、開祖さまの願われたことを、しっかりとわが心にしていく、そんな思いで新しい1年のスタートを切らしていただくことが大事なのではないかと思います。

 今月号に「まず人さま」と20回、同じことばを繰り返されていますが、そこにも会長先生のお心を感じるのです。お書初めの『温習』という言葉、おさらいとか復習、学んだことを繰り返し繰り返し身に着くまでおさらいをしていく、それは開祖さまの根本の教えに立ち返って、繰り返し繰り返し学んでいくことが大事だ、そんなお心につながって、『燈明』と共にお示し下さったと思うのです。

 幸せになる近道は、「まず人さま」の実践であるということをかみしめ、1年のスタートにあたって菩薩の自覚に立つため、私たちへの心構えを会長先生からお示しいただいたと思います。
 開祖さまのお心を、お互いさま繰り返し学ばせていただき、精進させていただきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。


朔日参り(会長法話) | 16:13:33 | コメント(0)
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