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広島教会
伝道メディア 藤川 裕子

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『佼成』会長法話 平成27年5月号
会長法話『無名の人びとは国の宝』を拝読して

鈴木教会長ご講話の要旨 

今月のご法話は「無名の人びとは国の宝」です。“布施行に生きる、そういう無名の人は国の宝”であり、別の言い方をすれば、“仏道を歩んでいる無名の人は国の宝”だということです。

【 ベストを尽くす 】 
以前、テレビで、アメリカでは住民投票で金持ちしか住めない町を作り、貧富の格差が広がっているという番組を見ましたが、日本がそんな風にならなければいいなと思います。勝ち組、負け組、地位やお金があるか、そのような薄っぺらな価値観ではなく、人間はどういう存在なのか、この宇宙はどういう成り立ちになっているのか、我々がどういう生き方をするのが人間らしい生き方なのか、国民の多くがきちっと理解していかなくてはならない。今だけ、自分だけ、お金だけが頼りという社会であってはならないと思います。

国も地域社会も、目の前のなすべきことにコツコツととりくむ、多くの無名の人によって成り立っています。

政治家や企業のトップも、本当に目立たないでコツコツと働いている人のお陰で国や会社がある、ともするとそういうことを忘れがちですが、そうではないぞということです。
諸法無我の教えがあります。我々は、人間同士の関係だけでなく、天地、自然、万物一切とつながりを持ち、植物、動物など多くの命の犠牲の上に生かされています。そういう真実がわかれば、まわりのものへの感謝、尊敬、報恩、〈どうまわりの人たちに貢献していこうか〉という気持ちになると思います。でも、世の中の人は諸法無我、諸行無常の真理を知らず、ただ自分の欲得だけで生きているのが今の世の中の実相といえます。
開祖さまが昭和13年に佼成会を創られ、「法華経によって人を救い、世を立て直す」という、ここが佼成会創立の一番大事なポイントです。弟子の私たちも、そのような気持ちで、これから多くの人に法を伝えていきたいと思います。

「目の前のことにベストを尽くす」

「一隅を照らす」、自分のいる場所を照らすような存在の人は、国の宝です。では、どういう生き方が「一隅を照らす」ことになるのでしょうか。家庭での子育て、会社では自分の持ち場の仕事、佼成会ならお役など、それぞれベストを尽くし、愚痴や不平は言わず、ありがたいという心境でお役をさせて頂くことが、先生は大事だとおっしゃっています。

「随所に主となれば立処みな真なり」臨済義玄禅師

どこにいても、自分が主役になって真実の生き方をする。そうすればどこにいても、そこが皆仏国土です。それは仏の願いということです。別の言葉でいうと、「いま、ここが、仏さまから私に与えられた修行の場なのだ」と受けとめられれば、力の限り、全力を尽くして生きることができるのではないでしょうか。
法華経の如来寿量品にあるように、仏さまは私たちを人格完成、仏の悟りに導くため、いつもここに住して法を説かれているのです。「いつでもどこでも本当に仏さまに護られているな」、「マイナスの現象が出たら、自分の違っているところがあるのだ、更に向上しよう」というような、同行二人の気持ちになれれば、陰ひなたなく一所懸命になれます。仏さまはいつもご照覧です。仏さまは、道場だけでなく、全て見てくださっています。
会長先生は、「人格の向上は、人からの評価を気にせず、みずから一つの所で懸命に打ち込むこと」と教えてくださっています。今月はお互い様、このことを心して修行させて頂きたいと思います。

【 布施の心で 】 

匠の職人だけでなく、皆さんも家事を喜んで全力をあげて、集中してやればすばらしい心境になるのではないでしょうか。どういう事でも、目の前の事を真剣にやると心が向上し、魂が磨かれていくのです。職人や技術者もお金がほしいというだけでは、なかなか一つのことを続けるというのは難しいでしょう。
我々、大乗仏教徒は、菩薩になるための修行として、六波羅蜜の教えがあります。開祖さまは、六波羅蜜の最初に出てくる「布施」が大事ですと教えてくださっています。何ごとも「布施の心」をもっておこなう、それが非常に大事であるということです。

自分の持っているものを与えることで、人さまが喜んでくださり、それが自分の喜びとなる。それを励みにいっそう研鑽を積み、さらに向上する

布施行は喜びの循環かもしれません。布施をされた方もうれしいし、布施した人もうれしいし、その喜びの輪が拡がって行く、それが布施ではないかと思います。
ベストを尽くし真剣に生きていくと、私は成すべきことをしているという大いなる自信と誇りが心に湧いてくるのです。ベストを尽くすことが大切です。
  この世には、何一つ同じものはなく、我々はオンリーワンの存在です。

「一隅を照らす 此れ即ち国宝なり」伝教大師
布施に生きる無名の一人ひとりこそ、家庭から国家に至るすべての場で、真に有力な人といえるのです


無名有力という言葉があります。ここにいる我々は総理大臣でも芸術家でもありません。しかし、無名の人であっても有力者にはなれる、そのためには布施に生きるということを、会長先生は教えてくださっています。今月は、布施という行を大事にして、修行させて頂きたいと思います。


朔日参り(会長法話) | 11:48:41 | コメント(0)
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