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広島教会
伝道メディア 藤川 裕子

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『佼成』会長法話(平成26年2月号)
会長法話「お世話になるということ」を拝読して

鈴木教会長ご講話の要旨
 今月は「お世話になるということ」が大きなテーマです。会長先生は、超高齢化社会、介護問題など現実の中で、お世話になる人も、お世話させて頂く人も、共に幸せになる、共に有り難くなるという、そういう心の持ち方を、今月は教えて下さっていると思います。

【「寝たきり」という布施】 
誰も寝たきりになって、人のお世話にはなりたくはないです。でも、そうならざるを得ない人が、どんどん増えてきています。会長先生は、「寝たきり」という行為が布施行の一つではないかとおっしゃっています。これはとても深い意味が含まれていると思います。
 私は今まで元気で来ましたが、お世話になられた人のご心境はどうなのか、また、お世話する人のご苦労はどういうことなのかなと思います。

介護など人さまのお世話になるというと、ただ受ける一方のように感じますが、じつはそのとき、その人はその人にしかできない布施をさせていただいているのではないでしょうか

 少し前の日本人は大家族制度の中で暮らしていました。私も祖父母と同居していたので、老いること、病気になること、死ぬことを身近に見て学んでいました。そういう姿を見せることも布施行なのだと会長先生は教えて下さっています。お年寄りも病気の人も、それは皆、仏さまの愛の表れと受け止めることができると思います。

【「させていただく」「ありがたい」】
 ある教会長さんは、お母さんの介護を10年位されていました。そのお母さんは元支部長さんで、法座などの喜びごと、救われの現象など、功徳話を一番喜ばれたそうです。ですから毎日、救い、幸せ、有り難いことを学んで、それをお母さんに伝えると喜ばれるので、いつもご法の有り難さ、功徳、悦びを一生懸命にさがしていたそうです。「そのことによって、気づいたら、自分が法の有り難さを本当にわからせてもらえて、有り難い修行をさせていただいていた」と話しておられました。まさに病気で横たわっているそのこと自体によって、お母様は娘を教化したともいえます。
 単純に世話する人、世話される人ということではなくて、その交流を通して、お互いに学びあったり、教えあったり、様々なことができるのだなあと思わせていただきました。

体が不自由で手助けが必要な人は、そのことをとおして人に無償の愛や慈悲に目覚めるきっかけを与えているというのです。
 これは、ものの見方とか、考え方を、常識とちょっと変えて見るということです。普通は体の不自由な方のお世話は大変なことで、愚痴も言いたくなります。でも見方を変えると、お世話することを通して、無償の愛、慈悲に目覚めるきっかけを与えて下さっている、尊い菩薩さまと拝めるということですね。

「人に迷惑をかけてばかり」と思っているその状態も、神仏からすると、じつはそのままで尊いことなのです。

 見方を変えると、介護される人も多くの人の役に立っているのです。介護士の方は、介護される人がいるからお仕事ができます。車イスなど作る人も、その方たちがいるお陰で生活できているわけです。ご不自由な体で介護されるばかりで何の役にも立っていないかというと、そんなことはありません。お世話になる方も、〈私のこの状態によって、皆さんが幸せになりますように〉という祈りをできたら素晴らしいと思います。
 「お世話をさせていただけてありがたい」という気持ちを、お世話する人が持てたら、当然その心は、お世話される人にも通じて、「ああ、本当にお世話していただいてありがたい。ありがとうございます」という、愛と調和に満ちた世界になっていくと思います。
 「ありがとうございます」という言葉こそが、最大の布施行なのですね。お世話する方も、される方も、感謝の心が響きあう、それこそが浄土の姿かもしれません。

仏教では、布施する人と布施を受ける人、それに布施するものすべてが清浄であって初めて「布施」が成り立つと教えています。

 それを、三輪清浄(さんりんしょうじょう)とか三輪空寂(さんりんくうじゃく)といいます。布施した人は、やってやったと思いがちですし、してもらう人は、自分がみじめな気持になるなど、色々あります。でも、布施する人も布施を受ける人も、布施するものも、すべて空寂であり、とらわれないということを会長先生は教えて下さっています。

 2月は「涅槃会」の月です。釈尊は、ご自身の身の衰えやその死をとおして大事なことを教えて下さっています。
 今年のテーマは、「悦びを伝える」ということですから、こうして元気で動けるうちに、一人でも多くの方に悦びを伝えさせていただきたいと思います。



朔日参り(会長法話) | 14:44:47 | コメント(0)
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